英語で価格・条件を交渉するフレーズ
英語で価格や納期などの条件を交渉し、譲歩・保留・合意するフレーズを解説。丁寧表現とカジュアル表現の使い分け、値引き依頼から合意までの流れを例文で紹介します。
英語での価格交渉は、決まったフレーズを型として覚えれば落ち着いて進められます。この記事では、値引きや納期などの条件を英語で切り出し、譲歩・保留・合意まで運ぶ実践フレーズを、丁寧表現とカジュアル表現の使い分けとあわせて紹介します。相手を立てながら自社の希望も通す言い回しが身につきます。
価格・値引きを切り出すフレーズ
まず値引きの希望は、断定せず相談の形で切り出すのが基本です。相手の面子を保ちつつ、こちらの本気度も伝えられます。
- Would you be able to offer a better price?(もう少しお値引きいただけますか)
- Is there any room for negotiation on the price?(価格に交渉の余地はありますか)
- We were hoping for something closer to our budget.(予算に近い水準を希望しております)
いずれも丁寧なビジネス表現で、初対面の取引先にも使えます。社内やごく親しい相手であれば Can you do any better on this?(もう少し何とかなりますか)のようなカジュアル表現も自然ですが、フォーマルな商談では避けるのが無難です。数字の伝え方は英語で数字・グラフ・データを説明するフレーズもあわせて確認しておくと安心です。
納期・支払いなど条件を交渉するフレーズ
価格以外の条件交渉も、価格と同じく「希望を示す + 理由を添える」形が有効です。理由があると相手も検討しやすくなります。
- Could we possibly move the deadline up by a week?(納期を1週間ほど前倒しできますか)
- Would it be possible to extend the payment terms?(支払い条件を延長いただけますか)
- We’d appreciate some flexibility on the delivery schedule.(納品スケジュールに柔軟性をいただけると助かります)
possibly や would appreciate を添えると、押しつけがましさが和らぎます。見積書や請求のやり取りが絡む場面では英語で見積・請求のやり取り【invoice・quote】も参考になります。
譲歩・保留・合意を伝えるフレーズ
交渉の後半では、譲歩・保留・合意を明確に言い分ける必要があります。曖昧なままだと後から認識の齟齬が生じやすいためです。
- If you can meet us halfway, we have a deal.(折衷案でしたら合意できます) — 条件つき譲歩
- Let me check with my team and get back to you.(社内で確認して折り返します) — 保留
- That works for us. Let’s move forward.(その条件で問題ありません、進めましょう) — 合意
保留を伝える I’ll get back to you(折り返します)は、その場で即答を避けたいときに便利な丁寧表現です。合意時は That works for us(それで問題ありません)のように、確定したことを言葉で明示すると誤解を防げます。
💡 交渉フレーズは声に出して練習:値引き依頼から合意までの流れは、実際の会話で反射的に出せて初めて武器になります。チューターとの模擬商談で試してみる
トーンと敬意の使い分け
同じ交渉でも、相手との関係やフォーマル度でトーンを変えることが大切です。丁寧すぎても遠回しになり、砕けすぎても失礼になりかねません。
- 初対面・重要取引先: Would / Could / We were hoping で始める丁寧表現を徹底します。
- 継続取引で気心が知れた相手: Can you〜 など少し軽い表現も許容されます。
- チャットや社内: Any wiggle room?(調整の余地ある?)のような口語も可能ですが、社外には使いません。
wiggle room(調整の余地)のようなカジュアル表現は、使う相手を選びます。より広い場面別の使い分けはビジネス英語 完全ガイド【初心者向け】で体系的に確認できます。
ポドスピーキングチューター陣より:交渉で最もつまずきやすいのは、譲歩と拒否の線引きを英語で曖昧にしてしまう点です。あるメーカー勤務の受講生は、値引き依頼に対して条件つき譲歩の型を練習したことで、価格を守りつつ納期で歩み寄る交渉ができるようになりました。型を持つと感情ではなく条件で話せます。
まとめ・次のステップ
英語の価格・条件交渉は、切り出し・条件提示・譲歩/保留/合意という流れを型で押さえるのが近道です。まずは丁寧表現を土台にし、相手との関係に応じてトーンを調整しましょう。次は実際の商談を想定した声出し練習で、フレーズを反射的に使えるレベルまで引き上げていきます。
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Q. 英語で値引きをお願いするのは失礼になりませんか。 A. 失礼にはなりません。Would you be able to〜(〜いただけますか)のように相談の形で丁寧に切り出せば、ビジネスの場でも自然に受け止められます。
Q. 交渉を一度保留したいときは何と言えばよいですか。 A. Let me check with my team and get back to you(社内で確認して折り返します)が定番です。即答を避けつつ、検討する姿勢を丁寧に伝えられます。
Q. カジュアルな交渉表現は社外に使ってもよいですか。 A. 相手を選びます。Can you do any better?(もう少し何とかなりますか)などは親しい相手向けで、初対面や重要取引先にはWould / Could の丁寧表現を使うのが無難です。
Q. 合意したことを明確に伝える言い方はありますか。 A. That works for us. Let’s move forward.(その条件で問題ありません、進めましょう)が明確です。確定を言葉にすることで、後の認識のずれを防げます。