〜するところでしたは韓国語で?【~ㄹ 뻔했어요】
韓国語の「~ㄹ 뻔했어요」は「〜するところでした」という意味で、実際には起きなかった出来事を表します。語幹に받침がなければ ㄹ 뻔했어요、받침があれば 을 뻔했어요。作り方と例文、会話での使い方をわかりやすく解説します。
電車に乗り遅れそうになった、コーヒーをこぼしそうになった。そんな「あぶなかった」場面で韓国語話者がよく使うのが「~ㄹ 뻔했어요」です。日本語の「〜するところでした」にあたる表現で、結果としてはそうならなかった、という点がポイントになります。作り方はとてもシンプルなので、今日のうちに口に出せるようにしておきましょう。
作り方 — 받침の有無で形が変わります
動詞の語幹(다を取った形)の最後に받침があるかどうかだけを見ます。
| 語幹の받침 | 付ける形 | 例 | 意味 |
|---|---|---|---|
| なし | ~ㄹ 뻔했어요 | 가다(カダ)=行く → 갈 뻔했어요(カル ポンヘッソヨ) | 行くところでした |
| なし | ~ㄹ 뻔했어요 | 넘어지다(ノモジダ)=転ぶ → 넘어질 뻔했어요(ノモジル ポンヘッソヨ) | 転ぶところでした |
| あり | ~을 뻔했어요 | 먹다(モクタ)=食べる → 먹을 뻔했어요(モグル ポンヘッソヨ) | 食べるところでした |
| あり | ~을 뻔했어요 | 늦다(ヌッタ)=遅れる → 늦을 뻔했어요(ヌジュル ポンヘッソヨ) | 遅れるところでした |
받침がない語幹には、語幹に ㄹ を直接くっつけて「갈」「넘어질」の形を作ります。받침がある語幹には 을 を足して「먹을」「늦을」とします。後ろの「뻔했어요(ポンヘッソヨ)」は形が変わりません。
「実際には起きなかった」がこの文型の核心です
「~ㄹ 뻔했어요」は、あと少しでそうなりそうだったけれど結果的にはそうならなかったことを表します。
- 지각할 뻔했어요.(チガカル ポンヘッソヨ)=遅刻するところでした。→ 実際は間に合った
- 약속을 잊을 뻔했어요.(ヤクソグル イジュル ポンヘッソヨ)=約束を忘れるところでした。→ 実際は思い出した
ですから、本当に遅刻した場合には使えません。その時は過去形で「지각했어요(チガケッソヨ)=遅刻しました」と言います。ここを混ぜてしまう学習者がとても多いので、意識して分けて覚えてください。
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会話でよく使う形
日常会話では「하마터면(ハマトミョン)=あやうく」と組み合わせると、より自然に響きます。
- 하마터면 넘어질 뻔했어요.(ハマトミョン ノモジル ポンヘッソヨ)=あやうく転ぶところでした。
- 카페에 가방을 놓고 올 뻔했어요.(カペエ カバンウル ノコ オル ポンヘッソヨ)=カフェにかばんを置いてくるところでした。
また、独り言のように「갈 뻔했다(カル ポンヘッタ)」と言う形も会話でよく耳にしますが、まずは丁寧な「~ㄹ 뻔했어요」から定着させるのがおすすめです。
ポドスピーキングチューター陣より:レッスンで一番多いつまずきは、受け止め方の逆転です。「늦을 뻔했어요」と言いながら実際には遅れていた、というケースが本当によくあります。もう一つは받침の見落としで、「먹ㄹ 뻔했어요」のように 을 を落としてしまう形です。まず語幹の最後の文字を指で押さえて받침を確認してから口に出す、という順番を練習すると、数回で自然に直ります。
まとめ・次のステップ
- 받침なし → ~ㄹ 뻔했어요 / 받침あり → ~을 뻔했어요
- 意味は「〜するところでした」。実際には起きなかったこと
- 本当に起きたことは過去形で言う
次は、自分の身の回りで起きた「あぶなかったこと」を3つ書き出して、韓国語にしてみましょう。声に出して言えるようになれば、この文型はもう自分のものです。
覚えた文型は、マンツーマンで口に出した瞬間から使える表現に変わります。
無料体験を申し込むFAQ
Q. 過去形なのに「했어요」で固定なのですか? A. はい。この表現はすでに終わった場面を振り返る言い方なので、常に「뻔했어요」の形で使います。現在形の「뻔해요」は基本的に使いません。
Q. 形容詞にも使えますか? A. 基本は動詞に付けます。状態を表す形容詞にはあまり使わず、「죽을 뻔했어요(チュグル ポンヘッソヨ)=死ぬところでした」のように動詞で表すのが自然です。
Q. 「하마터면」は必ず付けますか? A. 必須ではありません。付けると「あやうく」というニュアンスが強調されるだけなので、慣れてから足すので十分です。