韓国語の尊敬語の作り方【-시-】
尊敬の-(으)시-の付け方から、있다→계시다など特殊な尊敬語まで、韓国語初心者にわかりやすく整理して解説します。
韓国語の尊敬語は、動詞や形容詞に「-(으)시-」を入れるのが基本です。この記事では、初心者がつまずきやすい付け方のルールと、있다(イッタ)=いる のような特殊な形までを整理します。読み終えれば、目上の人に自然な韓国語で話せるようになります。
尊敬語とは?基本は「-(으)시-」を入れること
尊敬語は、動作をする人を高めて敬意を表す言い方です。作り方の中心は、語幹に「-(으)시-」を差し込むことだけです。
- 가다(カダ)=行く → 가시다(カシダ)=行かれる
- 읽다(イクタ)=読む → 읽으시다(イルグシダ)=読まれる
日常でよく聞く 안녕하세요(アンニョンハセヨ)=こんにちは も、この「시」が入った形が元になっています。
-(으)시-の付け方【母音・子音で分ける】
付け方は語幹の最後にパッチムがあるかどうかで変わります。ある場合は「으시」、ない場合は「시」を付けます。
- パッチムなし: 가다(カダ)=行く → 가시다(カシダ)
- パッチムあり: 받다(パッタ)=受け取る → 받으시다(パドゥシダ)
- ㄹパッチム: 살다(サルダ)=住む → 사시다(サシダ)(ㄹが落ちます)
丁寧な話し言葉にするときは、語尾を整えます。韓国語の해요体の作り方と組み合わせると自然です。
- 해요体: 가세요(カセヨ)=行かれます
- 받으세요(パドゥセヨ)=お受け取りください
- 합니다体: 가십니다(カシムニダ)=行かれます
覚えておきたい特殊な尊敬語
一部の単語は「시」を付けず、別の単語に丸ごと変わります。使用頻度が高いので、形ごと覚えるのが近道です。
- 있다(イッタ)=いる → 계시다(ケシダ)/계세요(ケセヨ)
- 먹다(モクタ)=食べる → 드시다(トゥシダ)/드세요(トゥセヨ)
- 자다(チャダ)=寝る → 주무시다(チュムシダ)/주무세요(チュムセヨ)
- 말하다(マルハダ)=言う → 말씀하시다(マルスムハシダ)
💡 特殊な尊敬語は口に出して練習:계세요・드세요は会話で毎日使う表現です。チューターと一緒に発音から確認する
尊敬語の過去形と助詞「께서」
過去形は「시」に「었」を足して「셨」の形になります。主語には尊敬の助詞「께서(ケソ)」を使います。
- 가셨어요(カショッソヨ)=行かれました
- 드셨어요(トゥショッソヨ)=召し上がりました
- 선생님께서(ソンセンニムッケソ)=先生が
助詞の使い分けが不安な方は、韓国語の助詞「は/が」の使い分けも合わせて確認すると理解が深まります。
ポドスピーキングチューター陣より:尊敬語は理屈より「音で慣れる」ことが大切です。ある受講生の方は、家族の呼び方に계세요を付けて毎日声に出す練習を続けました。1か月後には、目上の人との会話で自然に尊敬語が口から出るようになりました。
まとめ・次のステップ
尊敬語は「-(으)시-」を入れるのが基本で、있다→계시다のような特殊な形だけ別に覚えれば十分です。まずは계세요・드세요・주무세요など、毎日使う形から練習してみてください。学習全体の進め方は韓国語の勉強法 完全ガイド【初心者向け】で確認できます。
尊敬語を実際の会話で使えるようになりたい方へ
無料体験を申し込むFAQ
Q. 尊敬語と丁寧語(해요体)は違いますか? はい、別のものです。해요体は文末を丁寧にする形で、尊敬語は動作をする人を高める「-(으)시-」です。両方を重ねて가세요(カセヨ)のように使えます。
Q. 自分の動作にも尊敬語を使いますか? いいえ、使いません。尊敬語は相手や目上の人の動作に使う形です。自分の動作には普通の言い方を使います。
Q. 계시다と있으시다はどちらを使いますか? 人が「いる」場合は계시다(ケシダ)を使います。物や事柄が「ある」場合は있으시다(イッスシダ)を使い分けます。
Q. 尊敬語の命令はどう言いますか? 「-(으)세요」の形を使います。앉으세요(アンジュセヨ)=お座りください のように、丁寧な依頼として使えます。