IELTSとTOEFLの違い【どっちを受ける】
IELTSとTOEFLは形式・採点・用途が異なります。海外留学や移住の目的別に、どちらを受けるべきかを比較して選び方を解説します。
IELTSとTOEFLはどちらも留学や移住で使える英語4技能の試験ですが、形式や採点、認められる場面に違いがあります。この記事では両者の主な違いを比較し、目的別にどちらを選べばよいかがわかるように整理します。試験制度は変わりやすいため、細かな数値は目安として読み進めてください。
IELTSとTOEFLの基本的な違い
IELTSは英国系、TOEFLは米国系の試験で、運営団体も出題傾向も異なります。まずは全体像を表で押さえておきましょう。
| 項目 | IELTS(目安) | TOEFL iBT(目安) |
|---|---|---|
| 運営 | British Council / IDP など | ETS(米国) |
| 技能 | Listening / Reading / Writing / Speaking の4技能 | 同じく4技能 |
| スコア表記 | 0〜9.0のバンドスコア | 0〜120の合計点 |
| Speaking形式 | 試験官と対面(または対面型) | パソコンに向かって録音 |
| 主な用途 | 英国・豪州・カナダ留学や移住 | 米国留学が中心 |
上の内容は代表的な傾向であり、受験地や方式によって変わります。申込方法・受験料・日程・当日規定は、必ず公式(IELTSは British Council / IDP、TOEFLは ETS)で最新情報を確認してください。
採点と出題形式のちがい
IELTSはバンドスコア、TOEFLは合計点で評価され、点数の意味が異なります。同じ「英語力」でも数値の見え方が変わる点に注意が必要です。
- IELTS: 各技能を0〜9.0で評価し、その平均が総合バンドになります(目安)。
- TOEFL iBT: 各技能を30点満点で採点し、合計120点で示されます(目安)。
- IELTSにはアカデミック(Academic、進学向け)とジェネラル(General Training、移住・就労向け)の区分があります。
- TOEFLは主に進学向けで、学術的な内容が中心という傾向があります。
出願先が求めるスコアは学校や国によって大きく異なります。目標点は志望先の公式要件を必ず確認し、逆算して対策を組み立てましょう。学習の全体像は英語資格試験の選び方【目的別ガイド】も参考になります。
目的別|どっちを受けるべきか
進学先の国や、対面かパソコンかという相性で選ぶのが基本です。迷ったら次の観点で絞り込んでみてください。
- 英国・豪州・カナダ・欧州系の進学や移住を考えている: IELTSが選ばれやすい傾向です。
- 米国の大学・大学院への進学が中心: TOEFLが求められる場合が多い傾向です。
- 人と話す面接形式が得意: 試験官と対話するIELTSが向く場合があります。
- パソコン操作に慣れ、録音式が苦にならない: TOEFLと相性が良い場合があります。
ただし、出願先によっては両方を受け付けることもあります。まずは志望校の要件を確認し、どちらのスコアが有効かを先に調べるのが遠回りに見えて近道です。IELTSをこれから始める方はIELTS対策の始め方【初心者ロードマップ】も合わせてご覧ください。
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対策の進め方
両試験に共通して、4技能をバランス良く鍛えることが大切です。特にSpeakingとWritingは独学で伸ばしにくいため、早めに実戦練習を取り入れましょう。
- 志望先が求めるスコアと有効期限を先に確認する(目安は公式で確認)。
- ListeningとReadingは公式問題集や模試で形式に慣れる。
- Writingは型を覚え、添削で改善点を具体化する。
- Speakingは声に出す練習を毎日少しずつ積み重ねる。
TOEFL寄りに進める場合はTOEFLスピーキング対策【テンプレート】のような技能別記事も役立ちます。制度や配点は変わることがあるため、最新の出題形式は必ず公式でご確認ください。
ポドスピーキングチューター陣より:IELTSとTOEFLで迷っていた受講生の方は、まず志望先の要件を調べてIELTSに絞り、Speakingを毎日練習しました。目標を一つに定めたことで対策が明確になり、学習が続きやすくなったと話していました。
まとめ・次のステップ
IELTSとTOEFLは、形式・採点・主な用途に違いがあります。まずは志望先の要件を確認し、自分の相性に合う方を選んで、4技能をバランス良く対策していきましょう。数値や制度は変わるため、詳細は必ず公式で確認してください。
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Q. IELTSとTOEFLはどちらが難しいですか。 A. 難易度は形式との相性で感じ方が変わるため、一概には言えません。対面が得意ならIELTS、録音式が苦でなければTOEFLが取り組みやすい傾向です(個人差があります)。
Q. IELTSとTOEFLのスコアは換算できますか。 A. 参考的な対応表が示されることはありますが、公式の完全な互換ではありません。出願先が求める方の試験を受けるのが確実です。
Q. どちらも英語力があれば両方受けられますか。 A. 受験自体は可能です。ただし対策の負担が増えるため、まずは志望先の要件を確認して一つに絞るのがおすすめです。
Q. スコアの有効期限はありますか。 A. 一般に有効期限が設けられている場合が多いですが、期間は変わることがあります。最新の期限は必ず公式(IELTS運営団体 / ETS)で確認してください。