thの発音のコツ【thinkとthisの違い】
thには無声音と有声音の2つがあります。舌先を軽く歯にはさむ位置と、sやzとの違い、think(考える)とthis(これ)で練習する方法を解説します。
thの発音は、舌先を上下の歯で軽くはさんで息を出すのがコツです。thには無声音と有声音の2種類があり、think(考える)とthis(これ)で音が変わります。この記事では、2つの音の作り方と、日本人がつまずくsやzとの違いを、練習法つきで身につけられます。
thには2つの音がある
thのつづりは、無声音と有声音の2つの音を表します。まず、この違いを頭に入れることが上達の近道です。
- 無声音 /θ/:声を使わず、息だけで出す音です。think(考える)、three(3)、bath(お風呂)などがこの音です。
- 有声音 /ð/:のどを震わせて声を出す音です。this(これ)、that(あれ)、mother(母)などがこの音です。
見分け方の目安として、代名詞や日常的な短い語(this、that、they=彼ら)は有声音になることが多いです。一方で、名詞や動詞の多く(think、thank=感謝する)は無声音になりやすい傾向があります。
舌の位置を作るコツ
thの基本は、舌先を上の前歯の裏か、上下の歯の間に軽く当てることです。そのすき間から息を通します。
- 舌先を前に少し出し、上の前歯に軽く触れます。
- 舌と歯のすき間から、息をゆっくり流します。
- 無声音 think は息だけ、有声音 this はのどを震わせます。
強く噛む必要はありません。舌を歯で軽くはさむ程度で、息が「フー」と抜ける感覚をつかんでください。慣れてきたら、舌を出す量を少しずつ減らしても大丈夫です。
sやzと混ざらないために
thの最大の難所は、s(サ行)やz(ザ行)との区別です。日本語にthの音がないため、つい近い音に置きかえてしまいます。
- s /s/:舌先は歯の裏に近づけますが、歯の外には出しません。sink(沈む)。
- th /θ/:舌先を歯の間に軽く出します。think(考える)。
- z /z/:舌を歯の外に出しません。zoo(動物園)。
- th /ð/:舌先を歯の間に出して声を出します。this(これ)。
sink と think、そして sing(歌う)と thing(もの)を並べて練習すると、舌の位置の差を体で覚えられます。鏡を見て、舌先が歯の間に見えるか確認するのがおすすめです。発音の土台づくりについては、英語の勉強法 完全ガイド【初心者向け】もあわせてご覧ください。
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練習に使える単語リスト
短い単語で無声音と有声音を交互に練習すると、切り替えがスムーズになります。まずは下の語から始めてみてください。
- 無声音 /θ/:thank(感謝する)、three(3)、mouth(口)、tooth(歯)、month(月)。
- 有声音 /ð/:the(その)、they(彼ら)、mother(母)、brother(兄弟)、weather(天気)。
音読で口の動きに慣れたい方は、英語の音読の効果とやり方【初心者向け】も参考になります。似た子音のRとLで悩む方は、RとLの発音の違い【日本人のためのコツ】も合わせて練習すると効果的です。
ポドスピーキングチューター陣より:thは頭で理解しても、口が動くまでに少し時間がかかる音です。ある受講生の方は、毎日 think と this を鏡の前で10回ずつ声に出す習慣を続けたところ、数週間で自然に舌が出るようになりました。焦らず、短い単語の反復から始めるのが一番の近道です。
まとめ・次のステップ
thには無声音 /θ/(think)と有声音 /ð/(this)の2つがあり、どちらも舌先を軽く歯にはさんで出します。sやzとの違いは、舌を歯の間に出すかどうかです。まずは短い単語で反復し、鏡で舌の位置を確認しましょう。次のステップとして、実際の会話で使いながら音を確かめていくと定着が進みます。
thの音を、チューターに聞いてもらいながら練習してみませんか。
無料体験を申し込むFAQ
Q. thは舌を噛まないと発音できませんか。 A. 強く噛む必要はありません。舌先を上の歯に軽く当て、すき間から息を通せば十分です。慣れれば舌を出す量は少なくても大丈夫です。
Q. thをsで発音すると通じませんか。 A. sink(沈む)と think(考える)のように意味が変わる語もあるため、区別できると誤解が減ります。まずは違いを意識するだけでも前進です。
Q. 無声音と有声音はどう見分ければよいですか。 A. のどに手を当てて発音し、震えれば有声音(this)、震えなければ無声音(think)です。this や they は有声音になりやすいです。
Q. thの練習は1日どれくらいすればよいですか。 A. 決まった正解はありませんが、短い単語を数分だけ毎日続ける方が効果的です。長時間よりも、反復の回数を意識してみてください。